読書
1.謎の独立国家ソマリランド(高野秀行) 謎の独立国家ソマリランド 作者:高野秀行 本の雑誌社 Amazon (1つ前の記事『もっと読みたい人のための~』とかぶっちゃったので同じ内容です) ソマリランドが意味するところがなんなのかは本編を読むと十二分にわ…
1.謎の独立国家ソマリランド 謎の独立国家ソマリランド 作者:高野秀行 本の雑誌社 Amazon ※学術書ではありません。 でもオススメ10選の『世界屠畜紀行』や『漂流の島』と同じような位置付け。学者ではない人のレポート、調査に至る体験が生々しくてすごく面…
いつもの通り、10冊ごとの記録の抜粋をしております。後から書き足したいエピソードがあれば非引用で記載。ナンバリングはオススメ度合いではなく順不同です。 国外についての本色々 1.最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか(ジェームズ・チャイル…
1.ルポ 貧困大国アメリカ(堤未果) ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112) 作者:堤 未果 岩波書店 Amazon 結構昔の本なので、今どうなってんのかなとは思います。今も貧困エリアだと給食の内容がめちゃくちゃお粗末みたいなのは聞いたことあるんで…
1.踊る物理学者たち(ゲーリー・ズーカフ) 踊る物理学者たち 作者:ゲーリー ズーカフ 青土社 Amazon 「踊る」ってなんなんだ、と思っていたらdanceではなくてtaoの方だったみたいな話。 物理(学者)の歴史を紐解いていく本なので、学説が変わるときのエピ…
1.FACTFULNESS(Hans Rosling, Ola Rosling) Factfulness: Ten Reasons We're Wrong About The World - And Why Things Are Better Than You Think (English Edition) 作者:Rosling, Hans,Rosling, Ola,Rosling Rönnlund, Anna Sceptre Amazon めちゃくちゃ…
1.母親になって後悔してる(オルナ・ドーナト) 母親になって後悔してる 作者:オルナ・ドーナト 新潮社 Amazon streptococcus.hatenablog.com 他のブログ記事にも書きましたが、センセーショナルなタイトル(とそれについて回る複雑な書評)に釣られてほし…
母親になって後悔、「していたとして」、「している」と言えるでしょうか? 母親になって後悔してる 作者:オルナ・ドーナト 新潮社 Amazon 本書、訳書が出版された時点で私は既に母親でした(出版が公表された時点で母親になることが確定していました)。ゆ…
1.慟哭のハイチ(佐藤文則―現代史と庶民の生活) 慟哭のハイチ―現代史と庶民の生活 作者:佐藤 文則 凱風社 Amazon 2007年に出版されているのでその後のハイチ沖の地震のことはもちろん触れられていません。この前読んだ『ルワンダ中央銀行総裁日記』の中で…
1.墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便(飯塚訓) 新装版 墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫) 作者:飯塚訓 講談社 Amazon 山崎豊子『沈まぬ太陽』を読んだことがないのにまた御巣鷹山の航空機事故の手記を読んでしまった(なぜなのか)。本…
1.影響力の正体 説得のカラクリを心理学があばく(ロバート・チャルディーニ) 影響力の正体 説得のカラクリを心理学があばく 作者:ロバート・B・チャルディーニ SBクリエイティブ Amazon 社会に大きなインパクトを与えた『影響力の武器(1991)』の後継本…
1.職業としての学問(マックス・ヴェーバー) 職業としての学問 (岩波文庫) 作者:マックス・ウェーバー,尾高 邦雄 岩波書店 Amazon 自己を滅して専心すべき仕事を、逆になにか自分の名を売る手段のように考え、自分がどんな人間であるかを「体験」で示してや…
1.おしゃべりなポライトネス――会話の中の共話・話題交換・笑い・メタファー(笹川洋子) おしゃべりなポライトネス――会話の中の共話・話題交換・笑い・メタファー 作者:笹川洋子 春風社 Amazon ポライトネス理論に興味があってそれ関連の本を読み始めまし…
600冊目の読了記事まで書いてから3か月近く経つというのに、最後の10冊記事をほったらかしていました。途中まで書いたままにしていた記事なので、記憶が若干曖昧です(ごめんなさい)。 この3か月何していたかというとほぼ体調不良で過ごしており修論のた…
とある研究会への参加体験記を書いていこうと思います。 主催の方にお声かけいただきまして、2021年2月~5月、全7回(欠席した回もありますが)に参加しました。備忘録としての記事です。 課題図書について 本書に取り組みにあたっての自分の姿勢についです…
100冊読破、6周目を終えました。前回の記事はいったいいつだったのかと参照したところ、読了日が2019/2/23となっておりました。2年以上かかったのは100冊読破を開始した2016/4以来初めてです(というか年々遅くなっている)。読む本の内容がだんだん高度にな…
1.人種神話を解体する2 科学と社会の知(坂野徹・竹沢泰子) 人種神話を解体する2 科学と社会の知 発売日: 2016/11/28 メディア: 単行本 社会学(特に貧困・厚生についての疫学)の教授と経済学(こちらも開発経済学等応用分野)の教授の共著です。集団に…
1.反共感論――社会はいかに判断を誤るか(ポール・ブルーム) 反共感論 作者:ポール・ブルーム,高橋洋 発売日: 2018/10/05 メディア: Kindle版 心理学者による道徳的共感の批判とでも称せるでしょうか。「共感」を元手にすると、「共感できないから擁護しな…
1.看護実践の倫理(サラ・T・フライ) 看護実践の倫理―倫理的意思決定のためのガイド 作者:サラ T.フライ 発売日: 2010/04/01 メディア: 単行本 ピーター・シンガー『実践の倫理』を探すと大体一緒に出てくるのがこれです。 第一版が出てから多くの人に読…
前回の記事から半年が経過してしまいました。 大学院入ってから教科書読んだり論文読んだりばっかりだったので、いわゆる「読書」というものになかなか取り組めずにおりました。随分昔に読んだ本の記憶を彼方から引っ張ってきて感想を書きます。 1.臨死介…
1.よくわかる組織論(田尾雅夫) よくわかる組織論 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ) 作者: 田尾雅夫 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房 発売日: 2010/05/01 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブログ (2件) を見る 組織「行動」ではな…
1.コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか(旦部幸博) コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか (ブルーバックス) 作者: 旦部幸博 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/02/19 メディア: 新書 この商品を含むブログ (22件) を見る ず…
1.そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学(ブレイディみかこ 松尾匡 北田暁大) そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学 作者: ブレイディみかこ,松尾匡,北田暁大 出版社/メーカー: 亜紀書房 発売日: 2018/04/25 メディ…
1.メタ倫理学入門: 道徳のそもそもを考える(佐藤岳詩) メタ倫理学入門: 道徳のそもそもを考える 作者: 佐藤岳詩 出版社/メーカー: 勁草書房 発売日: 2017/08/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 出たときからずっと読みたいなとは思っ…
1.この宇宙の片隅に(ショーン・キャロル) この宇宙の片隅に ―宇宙の始まりから生命の意味を考える50章― 作者: ショーン・キャロル,松浦俊輔 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2017/11/27 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を…
1.弁証法はどういう科学か(三浦つとむ) 弁証法はどういう科学か (講談社現代新書) 作者: 三浦つとむ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1968/09/16 メディア: 新書 購入: 5人 クリック: 76回 この商品を含むブログ (21件) を見る どちらかというと「科学に…
1.この宇宙の片隅に(ショーン・キャロル) この宇宙の片隅に ―宇宙の始まりから生命の意味を考える50章― 作者: ショーン・キャロル,松浦俊輔 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2017/11/27 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を…
1.人間本性論 3 道徳について(デイヴィッド・ヒューム) 人間本性論 第3巻: 道徳について 作者: デイヴィッド・ヒューム,伊勢俊彦,石川徹,中釜浩一 出版社/メーカー: 法政大学出版局 発売日: 2012/10/02 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブロ…
1.メルロ=ポンティ―可逆性(鷲田清一) メルロ=ポンティ (現代思想の冒険者たちSelect) 作者: 鷲田清一 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2003/07/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 3人 クリック: 117回 この商品を含むブログ (24件) を見る メル…
1.経営組織論(鈴木竜太) 経営組織論 (はじめての経営学) 作者: 鈴木竜太 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2018/01/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る トップバッターなのに全然記憶にない。前回お出しした「人的資源管理」の方がよ…