毒素感傷文

院生生活とか、読書の感想とかその他とか

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

京都中毒

京都に中てられた。 急性京都中毒 いっとき鳴りを潜めていた京都中毒症状が芽を出した。京都を多量に摂取しすぎたのである。 とかいうどうでもいい話はよして、京都京都京都と京都について考えすぎた或る日常についてゲロみたいに吐き出しておこうと思う。と…

老いて枯れゆく花の美しさ哉

それは圧倒的な存在感でした。今日撮ったどの花よりも美しかった。 老いるということ 老いは恐れを伴うなあ、と思ったのはつい先日。 私たちは老いることから逃れることができません。老いは人から自信を奪い、美しさを奪い、経済力や体力や気力を奪います。…

わたしが医師でも薬剤師でもなく看護師だったのは単なる偶然からである

タイトルの通りの日記をちょいと書いておく。 私の経歴、というかこの職を選ぶに至った理由はバックナンバーにあるから、それを参照していただきたい。 結構適当な理由だし、けれど深刻に悩みもしつつ慎重に足を踏み入れた。 そして勉学するなかでよく言われ…

青く褪めた室内でかつてわたしは絶望していた。

またひとりがたりでもしようかな。 ▼ 高校生になって、ようやくもらった一人部屋は北向きで、小高い山の斜面に面してひどく寒い部屋だった。 それでも初夏の風を通せば涼しく、日は一切差さないものの青く冴え冴えとした新緑が目を射抜いた。私はあの部屋が…

利己的な遺伝子は就職活動生にオススメしようとおもう。

利己的な遺伝子 <増補新装版> 作者: リチャード・ドーキンス,日高敏隆,岸由二,羽田節子,垂水雄二 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店 発売日: 2006/05/01 メディア: 単行本 購入: 27人 クリック: 430回 この商品を含むブログ (188件) を見る 正直感想文ほど苦手…