毒素感傷文

院生生活とか、読書の感想とかその他とか

今年できたことできなかったこと来年の抱負

年末までにやるべきことの結果が大体出揃ったので、自分へのメモ(と圧力)も含めて記事を書きます。

 

できたこと

1.院試

放送大学の大学院に行くことになりました。

受験することを決めたのは昨年度で、前の職場を退職するときに多忙から解放されることがわかっていたので、次なる長期の課題を見つける必要がありました。

結果として、職歴も学歴も雌伏の1年となりましたが、我慢しただけの成果を得ることができました。

学部の科目も概ね順調です。

 

2.趣味の時間をつくった

前職だとほとんどやる時間のなかった楽器に親しむ機会が増えました。年明けに、◯年ぶりの発表会に出られることになり、自分としてはまことに嬉しいです。

下手くそですが、バッハの無伴奏チェロ組曲から第2番プレリュードをやります。

 

3.体調管理

今まではそんなこともできなかったのか?と言われそうですが、そうですそんなこともできなかったのです。

おかげさまで、仕事を辞めて半年くらいは月に1回以上何かしらの理由で通院していました。

これからやりたいことも、今までとは違った気力体力を必要とするので体調を整えるのは自分の中では急務でした。

 

4.苦手な科目に喰らいつく

数学と名のつくものは大体苦手なので、微分積分にはじまる放送大学の数学・情報科学分野の科目を臆せずモリモリとりました。

今のところ、成功しています。高校時代に足りていなかったとか、苦手だと思っていたところは都度やり直しています。まだまだ十分とは言えませんが。

 

5.哲学若手研究者フォーラムに行った

ただ聞きに行っただけなのでなんともいえませんが、自分のフィールドを抜け出して修士や博士の学生の方の発表や質疑応答を目の当たりにできるのは非常によい刺激になりました。

特に修論で倫理に近いことをやりたいと思っていたので、応用倫理や医療倫理でなくとも哲学の議論を生で見られるのは嬉しいことでした。

誘ってくれた友人にも、多大なる感謝の意をここにしたためておきます。

 

 

 

できなかったこと

1.100冊読破の続き

今年という区切りでいうと、50冊も読んでいなかったと思います。冊数は目標ではなく、指標でもありませんが時間を割けなかったのだなあとしみじみ思います。仕方ないことではあるのですが、本を読み新たな知識を得たり今までの知識を地固めすることは自分なりの大切な作業なので、もう少し余裕を持ちたかったです。

 

2.将来の計画を明るく見通す

職を辞してしまったことで、思った以上に社会的な不安定さが負担になりました。

受け止めをしたつもりでも気持ちがついていかず、精神的にも不安定になってしまいました。仕方ない面は多々あるとはいえ、自分の精神的な落ち込みに気がつくのはまだまだ下手で、少しずつでもいいから改善したいところです。

やりたいことを投げ捨ててしまわず、手元のことを片付けながらいくつかの中・長期目標を自分の中に持ち続けたいです。

 

3.プログラミング

折角手をつけたのに、中途半端にほったらかしてしまっています。

今後やらなければならなくなる気がひしひしとするので、統計の勉強のかたわらもう少し本腰を入れたいところです。

具体的な目標がまだ立っていないのも不安材料です。

やらなければという強迫観念というよりは、ちょっとずついろんな方面で興味が出てきたの戸、単に何か動かすのが好きなので手を出したという要素も大きいので、楽しめながら続けられたらなと思います。

 

4.体調管理

できたことに書いたやんけという自分の心の声が聞こえますが、純粋にすごく不調で大変な1年でした。昨年までに壊してしまったものが噴き出したかのようにつらかったです。来年はもうちょっと心身ともに健康な状態で迎えたいです。 

 

来年の目標

1.研究の下地をつくる

こればっかりは指導教員が希望通りに通らないといけないとか、いろんな事情がありますが、少なくとも最低限やることであろうと思われます。

大学院でとる科目は大体もう決めていて、おおむね量的なデータの分析に必要なあれこれと、特定行為に関わる共通部分(特定行為をやりたいというよりは課程に興味があるので受けています)の受講、あとは社会経営プログラムから公共哲学や公共政策などの他分野で気になるものをとっていくつもりです。ほとんどの科目を来年中に取り終えることができる計算です。

先行文献を量をこなして読んでいくことも必要となるでしょうけれども、これはまだ来年の数か月では質を高めることは難しいなと思っています。まだまだ量を読みこなすスキルもついていません。

 

2.統計検定を受ける

上記に絡んで、わかりやすい指標として統計の試験を受けてみようかと思っています。現在自分は職業としてはまったくハードではないので、なんらかの負荷が必要な状態であると感じています。学部で興味のある分野も今期でほとんど取り終えてしまい、春以降は何に注力してよいかわからず遊んでしまいそうなので...。

目標は、最高で1級の応用統計または準1級ですが、これは1年では無理だろうと踏んでいます。が、興味はあるのでじっくり取り組む所存です。

現実的なところとしては、来年度中に2級の取得でしょうか。

 

3.看護系の興味ある学会に出向く(できたら別分野も)

看護の学会はそこまで気負わずに行けるような気がするので、現在はシフトもずいぶんゆとりがありますし(なおかつ土日祝日が休みという恵まれた環境におりますし)、活発に活動できればよいかなと思います。完全にまだ物見遊山かもしれませんが...。

指導教官からは「どこ(の学会)に出しますか?」と面接で訊かれたので震え声で答えたのですが、自分に務まるかはやや不明です。早口のオタクになることが目に見えています。この辺りは再来年なので、心にゆとりをもって取り組みたいです。

 

 

おわりに

大雑把に書きましたが、大まかな目標はこれくらいしか作っていません。

自分のキャパシティや家庭の生活の変動にも余力を持ちつつ、落ち着いてひとつひとつ駒を進めていけたらと思い、書き記します。今年は馬車馬のまま突っ込みすぎました...反省も込めて。