毒素感傷文

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マッチングアプリとマッチング記

やり始めて1週目くらいのときの記事がこちら。

streptococcus.hatenablog.com

 

というわけで、だらだら続けて2か月が経過したので、ここいらでまとめておこうとおもいます。というかもうあのアプリ辞めようと思いまして。

 

 

結論

実際に1度でもお会いする機会のあった方は、5人以上10人未満でした。

やりとりをした方はその10倍くらい。

いいねの総数は結局たぶん200~250弱くらいではないでしょうか。月平均で割り出されるのでイマイチよくわからなかったりします。

 

前回の記事でいくつか書いたことについて、その詳説というか結果・結論を書いていこうと思います。

 

 

 

いいねを月単位で購入し、メッセージを有料であける

「いいね!」って本当に思ってるかそれ?

っていう発言についてはこれを否定したいと思います。

向こうはシステム上月あたり30(だったかな)のいいねの上限があり、また下限はないためにそれを使い切るのが基本なのです。つまり、Twitterでいうと「とりあえずふぁぼっとけ」みたいなところがあります。自分は他者を選別するのに迷う必要はなかったのでした。

 

 

デメリットの発生とその対策

pairsはfacebookのデータを使用しますが、その内容は公開されません。

かつ、他の同性・異性ともコミュニケーションをとれるアプリではありません。メッセージは閉鎖空間です。何が起こるかというと、「出会い系より出会い系」ということです。つまり目的はいくらでも偽れるわけです。そしてそれは自分のもっているコミュニティに影響しない。つまりひどいことをしたから例えば風評が下がるとかそういった危険がないわけです。実際まあいってみれば肉体関係が目的の方もいらっしゃるわけで、そういう人間を事前に防ぐために自分は途中から大幅にプロフィールを変えました。

 

趣味をめっちゃ濃くする。

自分の場合は楽器やっていたりカメラが好きだったり、あとは音楽の趣味も結構変だし読んでいる本の内容は哲学とか人類学とかなので非常にとっつきにくい印象を与えます。

そうすることでむしろ安易ないいねを防げた印象はあるように思えます。

マッチングアプリのくせにアンマッチを目的としたプロフィール構成とかなんたる矛盾。

 

 

人間ザッピング

実際に会うに至った方は皆さん結構変わっていました。最初の1~2名は正直つかみあぐねていたので些か自分とは傾向が違ったなあとも思いますが、その後数名の方とは初対面でもごく楽しく時間を過ごせたように思います。

で、途中から自分の目的が結構変わってきていまして、それというのもだんだん「面白そうな仕事をしている人を探して話を聴くアプリ」になっていました。

勿論それに至るにそもそもやりとりが続くかどうかというのはあったんですが、それにしても自分の仕事を超えていろんな人の話を聴けるのは面白かったです。まあいうてみたらTwitterみたいな使い方をしてしまいました(こいつ本当にだめだな

 

でまあ、マッチング後に関して実際に会ったりして第一印象がよかった人の特徴、つまり自分が求めている傾向がだんだんわかってきました。

①顔・身長にはそんなに興味がない、ただ体型には興味がある

実際にお会いしてみていい印象をもった人たち、別にイケメンではなかったように思います。むしろ身長が高かったり服が洒落ていても、ああこのひととは関わりたくないなあと思う人もいらっしゃいました。

ただ、いい印象をもった人たちは全体的に柔和な印象を相手に与える人が多かったです。肩幅が広かったり骨太だったり。

 

②仕事の仕方や生活スタイルには興味がある

結構これはやりとりの中でもメインになっていて、生きていくなかでどんなふうに仕事と私生活の折り合いがついていっているかとか、そういうところは話の中から自分はよく情報を拾っていたようです。

 

③受容的な態度か否か

これに関しては難しいのですが、自分だから思うことかも知れません。

日々弱い立場の人間を相手にしているので、丁寧さを欠いたり、配慮する気がないのだなあ(ここでいう配慮はレディファーストとはまったく関係ありません)と感じたり、そういう場合には「きっと次はないな」と思いましたし、実際そうなりました。それはメッセージの段階でも実際に会ってみた人でもそうでした。

 

④ぶっちゃけ年収もそんなに興味なかった

一応書く欄はあるものの、正直業種による区切りはそんなに気にならなかったです。

結局なにが大事かというと、志向性に問題があったように思います。仕事に展望を持っていたり、趣味のなかになにか気になるものがあったり、ライフスタイルが面白かったり、そういう人に自分は興味をもっていたようです。

 

⑤面白い使い方をすれば面白い

自分のように終始仕事に明け暮れている人間には結構いい出会いというか、刺激になるやりとりがたくさんありました。かなり余分な効果ではありますが、仕事がんばろうって思えたのは副産物にしては大きかったと思います。魅力的な仕事をする人は魅力的に映るものです。 

 

 

 

そんなわけで、いったんこのアプリを終わろうと思います。

自分としては一定の成果が得られ、また納得もしたのでまあいいかなという結論に至りました。3か月という期間は長すぎず短すぎず、わりと適切だったように思われます。何より自分には、多くの人とメッセージを交わすということがあまり得意ではなかったようで、随分神経を遣いました。

 

最後に、もしこれからpairsをやってみようかなあと思う女性がいらっしゃるのであれば、「収支が損益になるようであればそんなものは続けるべきではない」ということだけご紹介して締めくくろうと思います。私の収支がどうだったかは別として。