今回も受けた科目は9科目でした。
面接授業は残念ながら日程が合わず、今回は受講なしです。
2018年度後期授業評
生活と福祉コースー社会福祉関連科目
放送大学入学の理由として看護学の学位取得も視野に入れていたので、今期はそれに向けて授業を多めに取得しています。
社会福祉の国際比較('15)ーA〇
この科目は19年度に「社会保障の国際動向と日本の課題」としてアップデートされるようです。各国の福祉政策の特徴とそれぞれの課題が挙げられており、医療に従事している自分としても興味深い内容でした。筆記試験ですが持ち込み可能ですので、文章をまとめることができれば問題なく回答できます。
社会保険のしくみと改革課題('16)ーD(落ちた)
すみません、勉強不足でした。社会保険、それぞれ知識がばらばらになっているのでまとめなおしのためにと思って受けましたが、雇用保険関係や身体障碍者の家族の保障とかうろ覚えなことが多くて上記のような結果になってしまいました。教科書の内容としてはよくまとまっていますので可もなく不可もないかと思われます。
社会福祉実践の理論と課題('18)ーA〇
児童福祉に関する実際の事例など、読んでいてつらくなるようなケースにも目を通さないといけませんでした。内容としては看護学校時代の社会福祉総論・各論で学ぶようなことの焼き直しなので難しくはありません。
地域福祉の現状と課題('18)ーA
都市社会学に興味があって、社会福祉系の総論を学んでいればとくにこの科目は必要なかったかもと思いながらも単位のためにとってしまいました。すまない。
家族と高齢社会の法('17)ーA〇
持ち込み可の試験です。家族関係の法規(結婚・離婚・税制など)、相続関係等面白いなあと思いながら教科書を読みました。
そのほか
コンピュータとソフトウェア('18)ーB
エキスパートプラン「計算機科学の基礎」の必修科目だったので入れました。
内容としては「デジタル情報と符合の理論('13)」のほうがよほど充実しておりかつ難易度も高いのですが。高校の情報の授業の復習のような感じです。
現代経済学('13)ーA〇
今期の授業で1番頑張ったし1番結果がうれしかった科目です。
前期で経済学入門を履修したうえで、関連書籍を結構読んできましたがそれでも難しく感じました。ただ試験問題を解いていると、それが授業の本質か...?と思うところは若干ありました。来年度には'19版が出るらしく、シラバスを見ていると昨年のノーベル経済学賞受賞のリチャード・セイラーら行動経済学の分野も入るようです。
入門微分積分('16)ーD(落ちた)
数学よわいのになぜ受けてしまったのか。...「社会数学」の必修科目だったからです...。来期も学籍を残しているので、再試験できるみたいです。
身近な統計('18)ーA〇
なぜこれを最後に受けてしまったのかと思うほどですが、試験の日程上可能だったのでいれました。
心理統計法→社会統計学入門→身近な統計、とどんどん難易度が下がっているので復習のつもりで履修しました。データCDつきなのですが、内容を見たりデータを使って遊ぶ暇がありませんでした。悔しい。
卒業の記と今後のことについて
放送大学に編入学して2年間、毎期ごとに9科目と適宜面接授業を受けてまいりました。そして私事ながら、今年度は(も?)仕事も私生活もまことに忙しい1年でして、当初の目的の中には達成できたこととできなかったことがあります。
1.認定心理士について
2年間の履修で取得を目指していましたが、「心理学実験2」の面接授業と日程があわず、残念ながら最短での取得はできませんでした。ちなみに来期も継続入学の申請のタイミングが早すぎたようで、履修登録はできておりません...なぜなんだ。ほかの認定単位については取得済みなので、来々期以降の取得となりそうです。専門資格の類ではなく、学会認定のものなので構いませんが。
2.学位の取得について
教養の学位はこれで自動的に取得できます。看護の学位については、落としてしまった「社会保険の仕組みと改革課題」と残り2科目、「看護管理と医療安全」「社会福祉と法」をとろうと思っています。
これに加えて学位審査のためのレポート、面接を経ての授与となります。
3.エキスパートプランについて
今期の成績が発表されることで、「人にやさしいメディアデザイン」「現代社会の探究」については必要事項を達成しました。
「社会数学(認証名:数学と社会)」については必修である「入門線形代数」と「入門微分積分」を履修することで認定となりますが、道のりは長そうです...。
「計算機科学の基礎」は来期にいくつか必修をとるので、あと半分くらい。
18年度新設の「データサイエンス」も必修部分に未履修があるのですが、その科目を履修すると認証となるようです。
エキスパートプランはもちろんおまけなんですけど、面白いです。それから、教養学部に在籍しているとどうしても興味の方向性が外から見えづらいので、そのあたりを説明するにも便利かと思われます。
4.来期以降について(選科履修生で1年在籍)
現職で仕事を続けるかどうか悩んでいたのですが、年度末で退職することになりました。先に継続入学の申請を出してしまったので、もう面接授業の追加や修士課程の科目履修ができないのが無念です。
次の半期は院試に向けてささやかながら語学に本腰をいれようと思っております。
履修コースは、悩んでいましたが、「生活健康科学」に出願することになりそうです(修論の指導教官の関係上)。履修したい科目は人間発達・社会経営・情報にも散在しているのですが。
5.大学院(修士課程)について
本来は臨床(看護師)経験5年ののちに慢性疾患看護領域で専門看護過程に進むことを考えていたのですが、新しい家族や転居等の都合もあり、どうにも通学での履修が難しいことを悟りました。そこで、かねてより検討していた放送大学への進学が現実的となりつつあります。看護の大学院を目指す場合は看護学士もさして必要なかったのですが(学位が看護学修士となるため)、学術修士となる場合は看護の学位が欲しいこともあり、学士(看護)の取得に向けて動くかたちとなりました。
来年度は全科履修生に向けて準備をしながら、後期には科目をいくつか履修する予定です。研究計画を煮詰めていかねばなりません...。
6.2019年度前期履修科目
来期は息抜きがてら、趣味の科目がたくさんあります。
趣味科目
現代フランス哲学に学ぶ('17)
現代の危機と哲学('18)
法学入門('18)
新しい言語学('18)
(なかば)エキスパートプランのための科目
マーケティング論('17)
計算の科学と手引き('19)
自然言語処理('19)
コンピュータの動作と管理('18)
学位取得のための科目
看護管理と医療安全('18)
悲しいかな、再試験の科目
社会保険のしくみと改革課題('16)
院試準備と院試そのものや研究計画の作成についてはまたおいおい書いていけたらよいかなと思います。
最後までお目通しいただきありがとうございました。