毒素感傷文

院生生活とか、読書の感想とかその他とか

2022(前後)本以外で買って良かったもの

自分はあまり物にこだわりのある方ではありません(と、思っています)。大体は自分の都合とメリットデメリットに合わせて商品を選ぶので、個人の(それも当該年度など区切られた期間の)レビューを参考にしたことがあまりなく、つまりこういった記事の意義を感じたことがあまりありませんでした(当然他人が書くこと自体を否定する気はありません)。

 

が、最近気がつきました。

違う。これは「おすすめ」などではなく、モノに対するなかば狂気じみた思い入れを書くもので、それを読む人は実際に製品を購入するかどうかは関係なく他人の狂気を見たいのだと(そんなことある?)

というわけで思い入れのある製品について、1年には若干おさまりませんが前後含めて気に入っているものについて記載していこうと思います。

 

 

1.ピジョン 電動鼻吸い器

いきなり誰も得しないやつきた

看護師が選ぶ電動吸引機◯選みたいなのがあれば出したいです。マジで。

ママアカ見ててもピジョンの電動吸引機を選んでいる人はあまりいらっしゃらなくて、1万円切っていて(リンク先では在庫がないために倍ほどの価格設定になっています)この扱いやすさなのになぜ?!みんなのブラウザからは隠蔽されているのか?!と思っておりました。因みに今(2023年2月現在)Amazonでは品切れしています。

 

選んだ理由

  • 自分で吸いたくない(感染管理の観点から/吸引圧の観点から)

手動タイプは吸引圧をかけるために親が口で吸わないといけないものがあります。途中にトラップがあってさすがにダイレクトに吸引物が口に来てしまうことはないはずですが、細菌等を防げる代物ではないらしくどう考えても感染管理的に怖いし不衛生です。何より手動なんて吸引狂信者としての矜持が許さない。もっと吸いたい。中央配管を寄越せ(爛々と輝く目)。

というわけで手動の選択肢は最初からありませんでした。

 

では電動で何を選択の基準にするか。

  • 洗浄する部分は食洗機でなんとかしたい(チューブ洗うのが嫌)
  • 吸引ボトルも面倒くさい

この2点です。在宅医療における吸引機もおそらくこれが通常ですが、基本的に電動吸引機には容量1L程度のボトルがついています。吸引圧をかけて吸ったものをチューブの中を通してボトルに回収しなければならないため、滑りを良くする必要があり、前後に水道水(病院だと滅菌蒸留水を使ったりしますが在宅でそこまでする必要はありません)で流します。結局これもボトルに回収されるため、ボトルはある程度のサイクルで廃棄が必要ですし、チューブも洗わなければなりません。面倒くさい。

 

という究極のズボラ希望によりピジョンの製品になりました。

 

ピジョンの製品の何がそんなに良いのか

ピジョンの吸引機は、吸引する際に鼻に直接あたるゴムの部分に小さいプラスチックのケース(?)がくっついていて、その中に吸引物が回収される仕組みです。ボトルタイプのように前後の水のフラッシュは必要ありません。ケースの中にトラップ部分があるため、吸引物がチューブの中に入ってしまう恐れは基本的にはありません(なくはないようですが、私は1年近く使ってきて今のところ一度もありません)。

なお、チューブに入ってしまった場合は他の電動吸引機と同様にして洗浄するだけで良いようです。食洗機だと中が洗えないのでいずれにしても面倒くさいですが。

それから、ボトルタイプに比べて相当にコンパクトです。私の手のひらでガッと掴んでちょっと間に合わないくらい(間に合わないのかよ)。ツルツル滑るのと精密機器なのでさすがに落としたくない。

ボトルタイプにももちろんスリムなものはあるのですが、本製品の場合はたとえ本体が斜めに向いていようと吸える安心感はあります。

 

デメリット

まあそんな(私的な)神様製品にもデメリットはあるだろう。というわけで、デメリットになり得る点も列挙します。

  • 家の外への持ち運びは不適

電動吸引機にも、充電または電池駆動でのハンディタイプのものがあります。こちらに較べると機動力(機動力???)は劣ります。ただし電池駆動の場合は吸引力が落ちることについては考慮する必要があると思います。

  • 連続・頻回な吸引は不適?

プラスチックのトラップ部分は食洗機で洗浄可能ですが、水滴がついたままで吸引するとチューブ内にまで吸引してしまう可能性があるようです。トラップ部分のみ買い足しなども可能ですが、無限に吸えるボトルに較べるとこの点は少し不便なのかもしれません。もっとも、私個人の見解としてはたとえ風邪であろうともそこまで頻回な吸引を続けるべきではないと思っているため、必要なタイミングで吸えれば問題ないレベルです。

 

 

 

2.電動搾乳機

もっと誰も得しないやつきた。

こちらは2022年に私が旧式を購入した直後に発売された新型モデルであるためややカタログスペックは異なります。掛け値なしによかった製品だと思います。

 

また育児用電動グッズかよと思われそうですがハイその通りです。そもそもこんな製品が育児に必要かどうか知っている人、実際に子育てしてみたことのある方以外は珍しいのではないでしょうか。そんな方のためにちょっとだけ紹介をさせてください。

 

出産・育児に際しては多くの準備が必要であり、そのたびに結構な出費があります。すべて新品でそろえた場合確実に6ケタの初期費用がかかります(メ○カリ・○モティーや知人友人からのおさがり・実家義実家の出資で補填する方が多いようです)。

また、レンタルも可能ですが、製品によりばらつきがあるもののおおよそ3~6か月も借りると新品購入のほうが安上がりになります。吸引狂信者である私は吸引機には恐らく長くお世話になるでしょうし、搾乳機についても3か月程度で費用を回収できるのであれば御の字という見解です。

 

このように、全体の初期費用の多さやレンタル製品の充実などから、多くの育児系まとめサイトや雑誌では「最初期には必要のないもの」としてほぼ筆頭に挙げているのが先述の「電動鼻吸い機」やこちらの「電動搾乳機」です。

理由としては、「手動で良い」がメインの理由です。手動の製品であればおおよそ1/3~1/10程度の費用で済ませることができるからであり、また退院直後からは必要ないであろう可能性があるからということが挙げられます。

が、完母(完全な母乳栄養)経験をした個人としては「退院直後には必要ない」はウソだと思っています。「退院直後こそ」電動で楽をする必要がありますし、母乳栄養と乳児のタイミングがリズムに乗るまでを助けるのが搾乳機の最も大きな役割だからです。

 

なので、私は多くの育児系のススメと真逆の選択をしました。

まず私は先に挙げたように「極力手を使いたくない」と思っています。産後はしんどいです(と思っていましたし、実際想像を超えるダメージでした)。そんな時期にわざわざ数千円のコストをカットするために手を煩わせることは、どう考えてもデメリットの方が勝るであろうという考えです。

また、私は甘い考えから「赤ちゃんが吸えば母乳は勝手に出る」と思っていました。この考え自体がかなり大きな誤りだったことがのちに判明しますが、私個人の場合は幸い食に貪欲なデカい子どもを出産することになりましたので、吸啜する→乳汁分泌が増えるというサイクルを早く確立することができました(これを「乳汁来潮」といい、産後2~3日に一気に乳腺が発達します)。

そうすると乳腺は乳児の哺乳量・タイミングに合わせて分泌が調整されるのですが、序盤はこのコントロールに難渋します。3時間ともたずに乳腺が腫脹するので、吸い出さないと即乳腺炎が待ち受けているという状態です。また、まだ乳頭の皮膚が吸啜に慣れていないため、どうしても皮膚がまけてしまい、ひどい場合には水疱ができたり亀裂になったりすることがあります。

これを手動で回避したいですか?3時間(ときに30分前後のこともあります)ごとの授乳をしているときに?部品の消毒を挟みながら???

無理です。命が惜しければやめておいた方がいい。

お勧めしません。

 

まるで電動搾乳機の回し者のようですが、私は帰宅後まともに起き上がっていられる状態でもなければ、Amaz○nでものを選んで考えて発注するような心身の余裕も一切ありませんでした。

結果的に、「なんとなくいるやろ」とポチっておいたピジョンの電動搾乳機に救われることになります。

 

電動搾乳機の選択肢

搾乳機で検索しますと、凡そ二大巨頭として出てくるのがメデラの製品とピジョンの製品です。

どちらも搾乳機として優秀な製品ですが、メデラの製品のほうが吸引圧の調整などで若干評判がよいようです。そんなメデラの製品を差し置いてピジョンを選択したのは、運搬が必要になる際の利便性です。これも結果論なのですが、非常に助かる結果になりました。

 

①宿泊を伴う外出

母乳栄養が軌道に乗ったのですが、思ったより軌道に乗ってしまい(もちろん望外に喜ばしいことです)、ほとんど完母(ミルクを挟まなくても乳児を完全に母乳で栄養できる状態)となりました。

そんな折、出産前から友人の結婚式が生後4か月ほどのタイミングで控えており、乳児を伴わずに1泊2日で外出することになりました。完母の人間にとってこれがネックであるということを想定していたため、製品の多少の差であれば運搬の手軽さのメリットが上回るであろうと考えました。

 

②復職

生後半年を過ぎるまで復職するつもりがなかったのですが、想定外に3か月の終わりから出勤が生じました。

当時の自分は5-6時間もすると乳腺の張りが限界になる状態で、その時間を超える外出であれば確実に1回は直接授乳または搾乳が必要でした。

 

製品・使用法比較

ではなぜメデラを選ばなかったのか?

理由①価格

販売ページに行くとわかりますが、メデラのハンディ型製品はピジョンの倍くらいします。2万円近いです。スペックがさほど変わらないのに倍の値段を支払う理由があまり見出せませんでした(あるのかもしれませんが当時の自分には感じられなかった)。

ちなみに口コミを見てみるとピジョンのほうが全体的に吸引圧が強い傾向にあり、段階調節がやや大雑把なのですが、我が家に舞い降りた食欲の化身(息子)の吸引圧と較べるとピジョンと遜色なかったため、結果的にピジョン製品で良かったようです。

 

理由②重量・サイズ

メデラ(モーター部分220g・90×120×54mm)を見る限り、持ち歩きに関してピジョン(モーター部分160g・97×60×60mm)の方が優れています。上述の外出に際してこれは後々大きなメリットになりました。

 

小ネタ:母乳運搬のプロになってしまった話

先に母乳栄養周りについて、母親を取り巻く厳しい現状を説明しておきたいと思います。

過剰な母乳礼賛とそれに伴う母親の負担

未だに母乳栄養礼賛の傾向はプロ(助産師)にも周囲(実家や義実家、はては見知らぬ他人の余計なお世話)にも存在します。確かに母乳栄養には、慣れると楽な面もあります。ところが、出生した赤ちゃん自身と母親の体の反応に大きく左右されるため、軌道に乗せるためには相当難渋する方がおられるのも事実です。決して「ミルクに較べて楽」と言い切れないどころか、当然直接授乳は他の人には代わってもらえないため夜間の授乳がエンドレスに続きます。

 

たとえばひと晩代わってもらうことは可能ではありますが、そうなると今度は自分自身の乳腺炎のリスクを考え、搾乳や次の授乳のタイミングを調整しなければなりません。また、搾乳をするにしても実際の直接授乳の方がやはり効率はよく、飲み残しが少ないです。

さらに私のようにどこにでも搾乳機を持ち歩く狂信者ではない限り母子が離れることはすなわちその間授乳ができないということで、ますます現実的ではありません。母親の育児時間はほぼ24時間と同等になり、社会的に孤立しやすいというのも事実であるかと思われます。

 

復職に伴う母乳栄養継続の困難さ

復職して子供を保育園に預けるとなると、乳腺の状態を考慮しながら搾乳しなければなりません。実際に私もしていましたが、準備から片づけまでおおよそ20~30分、長ければ40分前後かかります。休憩時間のほとんどを費やさねばならないうえ、搾乳ができるような場所(電源をとれて隔離された空間)を確保できるような理解ある職場もそう多くないのではないかと思われます。

また、乳児が授乳に対して柔軟とは限りません。哺乳瓶でミルクを飲ませているあいだに、乳頭混乱といって直接の授乳を嫌がるようになってしまったり、反対に哺乳瓶拒否になってしまいミルク・搾母乳を飲んでくれないため保育園に預けられないなどといった事態が発生します。

このような煩雑なことを乗り越えてあえて母乳栄養を続けながら保育園に預けるメリットがさして多くないこともあり、復職に伴って母乳栄養を終了してミルクに移行される方も多いのが現状かと思われます。

 

母乳狂信者の実態

上記の現状を鑑みつつも、私の場合は「なんか出るようになったから飲ませておこう」といった軽い気持ちでほぼ完母を続けていました。外出の際にもどうせ搾乳機を持ち歩くので、「こんなに搾れるのにもったいないな」と搾乳した母乳を持ち帰っていました。

その際に洗脳された参考にしたサイトが、メデラの母乳栄養に関する情報提供サイトです。もちろん企業のサイトですから「是非うちの製品を買ってくれ」というアピールがそこかしこに見られますが、母乳栄養のメリットとその活用方法についてこれほど根拠を示しながらうまくまとめたサイトは他に見つかりませんでした。

デメリット、というか考慮すべき事項があるとすれば、メデラはスイスの会社なので日本国内の事情とは若干異なることや、母乳栄養推奨の根拠となっているWHOの指標が発展途上国の水・栄養事情などを反映している(≒衛生状態、飢餓、感染症、授乳時に出るホルモンによる多産の抑制など)といったことでしょうか。つまり、メデラのこのサイトを読んだからといってミルク育児であることに罪悪感を抱く必要はこれっぽっちもないということです。

このサイトの記事(リンクは職場復帰の関連記事ですが、その他に時期に合わせた情報が網羅されています)をほぼすべて舐めるように読みました。そら文字が書いてあったら読んでしまうやんけ。

www.medela.jp

メデラのサイトを読んだのにピジョンの製品買ったのかよと言われそうですが、ええそうです(すみません)。

 

このサイトのせいでお陰で搾母乳を持ち歩けることに気付いてしまった私は搾乳しては母乳を冷蔵・冷凍保管するようになり、結果的に電動搾乳機は現在でもフルに活躍しています。

母乳育児をしている母親にとっては「赤ちゃんもしくは搾乳機がないと乳腺炎で即死する(ない場合は直接手で搾乳するのですが、手が痛いですし結構技術が必要です)」という状況であり、電動搾乳機は個人的な「買ってよかったもの」第二位です(記事の項目は順不同です)。私が吸引狂信者でなければ第一位でもよかったくらいです。

 

特に誰にもおすすめできない項目でした。

 

 

 

3.nosh

nosh.jp

やっとまともな紹介ができるようになりました。

こちらは購入した単品ではなく、契約している宅配冷食のサービスです。

送料込みで一食あたり600~700円程度(継続利用によって600円弱まで安くなります)の弁当で、「塩分(一食あたり食塩換算2.5g未満)・カロリーが管理されていること」が自分としては最大の魅力でした。妊娠中は食料調達や調理が一苦労であること、惣菜にした場合同じような価格帯でも塩分や栄養バランス・カロリーが気になっていたことなどからこちらを選択しています。

宅配サービスはもちろん他にもあり、有名どころではヨシ○イや○ルシステム(こちらは関東のみですが)があります。が、こちらは調理が必要です。起き上がるのも座るのも苦痛な産後や育児中には冷食を温める程度がせいぜいで、白米さえあれば一食がなんとかなるこちらの製品には1年以上お世話になっています。

気になる味についてですが、...どうなんでしょう...?男性にとっては些か量が少ないなどの問題があるかもしれません。主食で調節していただく必要があるかもしれません。

 

あと手放しで褒めてもなんだか癪なのでマイナスの情報も載せておきます。

news.yahoo.co.jp

こちらは最近発覚して炎上したのですが、非論理的なうえに差別感情丸出しの経営層がいることが明らかになりました。企業倫理に手厳しい目を向けるならば他のサービスを利用してもいいかもしれません(ひどい)。

製品そのものの話ではありませんが、購買行動に影響する要因として「経営層の人間の質」を重視する(≒そういった姿勢を間接的に支持したことになる)ことがあってもよいと思っています。

 

disっておいてなんですが、noshは友達紹介(連絡先などは共有されません)で割引があるのでお試ししたい方はTwitterでお声掛けください(小声)。

 

 

 

4.ノートPC用モニターアーム

特に変哲のないノートPCアームですが、とりあえず「可動に問題がなかった」というだけで「買ってよかった」と思っています。基準がガバい。

説明が少ない。こういうのって何レビューすればいいんだ...?

 

 

 

5.ぴあり

www.teftef.org

自分のお気に入りのアクセサリーメーカーです。価格帯もさほど高くなく、品の良いアイテムが手に入ります。

ここの最大の特徴は耳に直接当たる部分がゴム製であることで、イヤリングとピアスのいいとこどりをしているから「ぴあり」という名前なのです。

ここの製品をいくつか持っていますが、チェーンを付け足したり外したりと用途によってカスタマイズもできるところが強みでしょうか。

 

 

 

6.ISSEY MIYAKE BAOBAO

www.cnn.co.jp

昨年、著名なファッションデザイナーの三宅一生が亡くなりました。

だから買ったというわけでは決してないのですが、これまた有名なシリーズに「BAOBAO」というものがあります。街中で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。パチモンも多くありますが一目見ればそれとわかる、非常にシンプルでスタイリッシュなデザインです。

 

www.baobaoisseymiyake.com

三角形とそれを際立たせるめっちゃテラテラしたビニル樹脂の質感が特徴で、後者が理由で今まで購入を見送ってきたんですが、アッ普通にマットな人工皮革あるんだ...となり購入しました。巾着袋スタイルの小さいものですが、ビジネス用またはリュック以外のまともな鞄をもっていなかったので遊びに行くにはちょうどいいです。

BAOBAOの良さを殺してしまっているといわれるとぐうの音も出ませんが...。

 

 

 

7.RICOH GRⅢx

www.ricoh-imaging.co.jp

こちらは言わずもがなであるうえに以前ブログ記事を書いたのでそちらを掲載して割愛させてください。GRⅡを使い倒したうえ、街歩きをする機会が少し減った自分にとっては過不足ない製品です。近年スマートフォンのカメラ(というか内蔵ソフトの)性能が向上しているのに対して、「なぜあえてコンデジを持たなければならないのか」という疑問にじゅうぶん応えてくれる製品だと思っています。

 

streptococcus.hatenablog.com

 

 

 

8.診療情報管理士

jha-e.jp

は???資格??????????と言われそうですが資格も入れてみました。

ニッチな資格ですが、医療系の民間資格です。業務独占でも名称独占でもないのですが、このカリキュラムを網羅すると医療を取り巻く環境について「病院」とか「社会システム」といった観点から学ぶとともに基礎的な医学の知識も手に入るので、結構面白いと思います。

病院会の集金システムの側面を若干感じるので強くオススメするものではないのですが、難易度としても個人的にはちょうどよかったです。

診療情報管理士の主な就業場所は病床数が比較的多い(数百床程度?)病院かと思われます。名称独占ではないものの、医療事務としての作業ではなく診療情報管理に特化した業務に従事することで病院の加算(診療情報管理体制加算)がとれるからのようです(さらにニッチな情報)。

 

なんで私がこの資格を取ったかというと、なんとなくです看護師等の医療系国家資格があると通信教育1年で受験資格が得られるからです。もともと病院事務というか医療の管理・経営システムに興味があるので、そうした業務に携わる人が何を学ぶものなのか?という部分が気になっていました。ぶっちゃけこの資格をとっても私自身の直接の給与アップにはならないと思います。就職の幅はもしかしたら広がるのかもしれません(履歴書には十分書ける資格ですが)。いえ〜い岸田(首相)見てるゥ〜??(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎リスキリングゥ〜〜(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

 

病院での診療情報管理に従事するというよりは、「これだけまとまった知識をもっている」という証明になるという程度でしょうか。看護師という免許はあくまで臨床ではたらくための最低限の免許であって、医療に対する臨床以外の知識を説明するものではありません(もちろんほんとうに最低限のことは国家試験に出題されるのですが)。

 

 

 

9.象印 加湿器

自分の身の回りの呼吸器内科医がお勧めした加湿器です。

私がレビューしなくともいくらでもレビューサイトがあるためあえて深くお伝えはしませんが、カビが発生しにくい構造であるため加湿器による過敏性肺臓炎などの心配が少ないという理由です。

私自身が喘息持ちなのもありますが、乳児のいる家庭でフィルター式の加湿器を使うのに躊躇していたのでこちらを購入しました。

見た目が完全にポットとか水が一瞬でなくなるなどのデメリットはありますが加湿効果はバッチリなので信頼しています。1年前に買っておけばよかった。

 

 

 

10.ニトリ 温度調節式電気ケトル

www.nitori-net.jp

温度調節式のポットはもっと高いと思っていたのですが、思いのほか廉価だったため最近購入しました。1年前に買っておけばよかった(ミルク調整の都合上)。

40℃から100℃まで、5℃区切りで温度設定できます。他の製品を検索した際には70℃が最高温度の製品があり、ミルクの調製上70℃以下だと困る(ミルクは無菌ではないためサカザキ菌が存在しており、70℃以下の場合は殺菌できないとのこと)ため購入していませんでした。もうちょっとちゃんと探せばよかったなと反省しています。

 

 

 

というわけで1万字近くになった狂気の商品レビュー(主に最初の2つのせい)を終わります。

 

 

 

番外編 ロジクール ワイヤレスキーボード

2022よりもずっと以前に購入したものなのですが、最近日の目をみるようになったので番外編に追記。

以前はHHKBで激しく打鍵していたのですが、子育て中は静音に気を遣うようになりました。こちらは小型で薄く、打鍵音も静かです。あと色がかわいい(私は赤を使用しています)。