毒素感傷文

院生生活とか、読書の感想とかその他とか

放送大学大学院修士全科生生活Vol.1

そこまで属性書かなくても...というタイトルですが、属性で検索にひっかけてもらうためなので許してください。

自粛生活の中、自分の生活はほとんど変わらず4月を迎えました。非常勤ながら、医療従事者なので勿論出勤しないわけにはいかないのです。

 

院生としての現況

放送大学在学生の方はご存知だとは思いますが、放送大生は修士全科生であっても基本的に通学はしません(そもそも通学先がない)。修士なので修論が最大目標であり、そのために指導教員についたり、同じ指導教員に指導をもらうということでゼミがあるのは一般の大学院と同様だと思われます(これに関してもほぼ一対一の指導となり、孤独を感じる放送大院生もおられるようですが)。

指導教員のフットワークによってゼミの集合場所は異なりますが、自粛環境ではZoom使用となり、自粛がある程度緩和されれば東京の文京センターになりそうです。

 

各大学で遠隔授業となり教員も学生も大変な苦労を強いられているようですが、自分としても少し感じていることがあります。

 

①ゼミの時に目が痛い

自分の所属している研究室(物理的な部屋はないが)は10名未満ですが、1か月に1度くらいの頻度で全員の進捗報告や文献抄読があります。自分の分野とは少し離れたところが多く、初めて知るような内容ばかりです。そのためそれぞれ発表の際にPDF共有をしているのですが、難しいこともあるので目を皿のようにして見ています.....目が痛い...........

②色々な資料を一挙に出しづらい

基本的に自分は発表時に多動なので、できたら資料のあれがこうだこれがこうだと色々資料を見較べていただきたい派なのですが、手元に実際に配れるものはPDF形式ですし、パワーポイントとあわせた場合にシングルモニタだと見てもらいづらいのかなと思ったりします。あとまだZoomの使い方に慣れていなくて、反応をみづらいです。

 

普通の院生としてやっていること

①座学(新規に10科目+学部の再試験2科目+オンライン1科目)

今期も血反吐を吐きたいんですね?と言われそうな構成ですがはいそうです、マゾなので(というのは嘘で、追い込まないと頑張れない)

現況としては、教科書の初回の通読を7/10くらい終えています。

実は今期の試験でヘビーなのはすべて学部の科目で(記号論理学・データ分析と知識発見・入門線型代数)、院の科目はほどほどに知識の付け足しをしていくような形です。今までの読書による貯金を着々と取り崩しております....

オンライン科目は「アカデミック・スキルズ」です。こちらも難易度は高くなく、研究リテラシーを高めるような内容です。論文を2本読んでレポートを書く課題が最後に残っていて、既にゼミの抄読会に出したものがあるのでそれでいいかどうかを確認したら即出せそう。頑張ります。

今回の試験を無事に終えると、卒業に必要な座学の単位はすべて取得することとなります。そもそも試験が開かれるのかどうか怪しいですが。

 

②先行文献を漁る

人に説明できるレベルで1か月に2本最低限、という感じのようです(これは抄読会に出すだけであって勿論参考文献としてはもっと読む必要があります)。

とりあえず自分は今はテキストマイニングに関するものと医療倫理に関するものを漁っていて、ゼミで「こういうのも探して」と言われたものもぼちぼち探しています。たぶんおっとり刀です。

英語・日本語問わず読んでいますが、そもそも何を読んでいいかわからないレベルであったりもするので、日本語で書かれた文献が言及しているものを英語で探して...というのの繰り返しです。英語読めないのでDeepLでヒャッハーしていますが、知っている分野の論文だとじかで読んだ方が速いときもあります(たまに単語の言い回しを調べる程度)

 

③技術的問題

さあテキストマイニングをやろう!という段階が長くて写経ばかりしていますが、おおよそRとKH Coderを使おうかなという目途が立ちました(いずれも無料ソフトです)。

どれくらいコードを書く必要があるかも正直今はまともに推量できていませんが、どんな写経でも写経がてら勉強になります。

Rではじめるデータサイエンス

Rではじめるデータサイエンス

 

とりあえず写経を通してRStudioとggplotの楽しさを学ぶ感じです。

データクリーニングやデータの整え方もちょっと学べます。

入門 自然言語処理

入門 自然言語処理

 

使われている言語はPythonなんですが、今やサポートの切れたPython2で書かれているのでお勧めはされないようです(発売も2010と古い)

自分はこれでやりはじめたので時々めくって確かめていますが、必要ではないのかもしれません。

Rによるテキストマイニング入門

Rによるテキストマイニング入門

  • 作者:石田 基広
  • 発売日: 2017/06/28
  • メディア: 単行本
 

今3章くらいまで進めています。コンパクトにまとまっていて日本語のテキストマイニングに適しています。

KH Coderとはなんぞやを知るために使っています。というか、得ておこうと思って適当に買ったら後からKH Coderなるソフトがあることを知りました。この本の著者が製作者の方でした(本当になんも知らずに適当に買ったのでびっくりしました)

あと今年4月に新しい版が出たようです。ぐぬぬ

 

これも新しい版が出たみたいです。手付かず。

 

技術的なところは本当にどこまで必要なのかわからないのですが、他の勉強の合間に趣味で進めている状態です。

 

やろうと思っていること

とまぁこんな調子で1か月が経過したのですが、1日の勉強時間は今のところ平均2.5-3時間くらい。非常勤も並行しているとはいえ、勤務時間も短いので本当はもっとできてほしいです。最低でも今の倍くらいは。というのもいきなり達成は難しいのでちょっとずつ伸ばします...。

去年は作業時間・内容の可視化のためにGoogleカレンダーを使っていたのですが、今年度はstudy plusというアプリを使っています。

www.studyplus.jp

中高生を対象とした記述が目立ちますが、それ以降(社会人の資格取得や大学生・専門学生など)の層も比較的多いようです。

 

それから、論文の記述をサポートするコースが無料で開講されているようなので、そちらも試してみようと思います。まだ手付かずですが。

 

とりあえず、今週は座学の通信指導を出し切ってしまいたいです...後顧の憂いを断つのは大事です。