毒素感傷文

院生生活とか、読書の感想とかその他とか

放送大学2019年度後期授業評

今回は学部の選科履修生(後期)に併せて修士科目生(半期)をしていたので、両方の感想と結果を書きます。

学部

心理と教育コース

心理学実験2(面接授業)ーA

久々の面接授業です。前期の申し込みが手違いでできなかったので後期に回ってしまいましたが、これにて無事単位獲得が終わったので認定心理士の手続きに入れます。

 

社会と産業コース

教育社会学概論('19)ーA〇

至って普通の授業(普通の?)だったかなあと思います。

教育社会学系の本をもともとちょこちょこ読んでいたのと、学生の時の教養科目で教育学があったのを思い出してとりました。あと将来的にちょっと役に立つ可能性があるのとで。

法学入門('18)ーC

再試験になってしまっていたのでちゃんと受けました、合格していました(ギリギリだけど)。

法学ちょっとやらないかんと思って、興味も相俟ってとったのですが、満遍なく法の歴史とか国際的な違いとか知ることができていい科目だったと思います。

マーケティング論('17)ーC

これも再試験の雪辱を晴らしました。あんま興味がある分野ではなくてつらかったんですけど、エキスパート『データサイエンス』のために泣く泣くとりました。悪くはない授業だったのだと(他の授業のアレっぷりを見て)気づきました。

経営情報学入門('19)ーA

失礼ながら今期のベストオブクソ授業でした。

興味があったので受けたんですけど............マーケティング論で十分でしたね、マーケティング論のほうが資料・参考文献共に充実していましたし根拠もはっきりしています。

経営系の授業、当たりはずれ大きいかもしれません。情報学系の科目は他にもいいのがたくさんありますし(『データの分析と知識発見』、『コンピュータと人間の接点』など)。

社会福祉と法('16)ーA〇

これも持ち込み可だったんですけど、いい授業だったなと思います。『社会保険のしくみと改革課題』とちょっとかぶるところがあります。看護の学位のために取っています。

 

人文コース

経験論から言語哲学へ('16)ーA〇

いい科目だったと思います。持ち込み可。イギリス経験論は自分はヒュームとアダム・スミスくらいしか知らなかったんですけど、知識の哲学だの道徳の基礎付けだのはこの辺が功利主義とつながりが深いのでやってよかったなと。言語哲学方面はもともと英米分析哲学への流れに興味があったので、分野的にももともと重点的に知りたいところでした。

 

情報コース

データの分析と知識発見('16)ーD

ええ...落としたんかい...(努力不足)

持ち込み可で普通に答えたつもりだったんですが何があったのか。

数値解析よりよほど出来は良かったと思うのですが...来期からは新しい20年度版になるようなのですが、とりあえず再試験頑張ります...。

エキスパートプラン『計算機科学の基礎』の選択科目、『データサイエンス』の必須科目なのもありましたが、教科書の内容的にも非常に充実していて今アツい分野だなあと思うなどしました。統計と名のつく科目だけでなくこっちもとったほうがいいと思います。

数値の処理と数値解析('14)ーB

えー色々難しすぎました 力学系の計算とかに使えるんやろなあと思うんですが自分にはめちゃハードル高くて死ぬかと思いました(実際死んだ)。

持ち込み可能なのに受かった気がしなかった(受かってしまったが)。

線型代数使うのでそりゃ入門線型代数落としてる人間が苦しむのは当たり前なんですけど、ベクトルとか行列の計算の練習していたので次回の勉強のためにも要るなあと思っています...難しい...

エキスパートプラン『社会数学』『計算機学の基礎』『データサイエンス』いずれの必要科目にもなっているので(特にデータサイエンスは必須科目)、ちょっと前進しました。

 

自然と環境コース

入門線型代数('19)ーD

教科書半分くらいわかってないまま当然のように落としました

やる気なさすぎですね、着手が遅すぎたのもあるんですけど。入門微分積分のときと同様、前提になる行列をまったく知らないまま履修したのでまずそこからでした。

Aレベルを最低限理解したいなあと思ったんですけど...次回も頑張ります.........

エキスパートプラン『社会数学』『計算機科学の基礎』のための科目だったんですけど次回に持ち越しです。

 

大学院

オンライン授業を取ったことがなかったのと、筆記試験は学部の科目で手一杯かなあと思ったのでオンライン科目をとりました。すべて看護師の特定行為共通科目に相当します。特定行為にそこまで興味があるわけでもないのですが、単に知っておきたいという興味もありまして。

 

統合医療安全・特定行為実践特論('19)ーA〇

一番レポート課題が不明瞭な科目でした(質問箱に若干いちゃもんつけてしまった)。医療安全に関しては既知の知識も多いですが、法的根拠等が説明される章もありました。

統合臨床病態生理学・疾病概論('19)ーA〇

解剖生理と病理の復習です、以上。難しくありません。

臨床薬理学特論('17)ーA〇

学生時代に学んだ薬理だけでなく、投与方法(調剤による変化・配合変化)とか妊婦・授乳婦への投与、薬物相互作用に関して結構詳しく学べてよかったと思います。レポート課題が一番勉強になった科目です。

 

所感

こうしてみると、今期授業取りすぎでした。

しかも、これに加えて院試を受けていたので結構気持ちの余裕がありませんでした...

前期もまあまあハードに授業受けたし、今はもう仕事が楽だし、できるだろうと思っていたのですがなかなか難しい部分もありますね。

 

目標達成度

資格関連

1.看護学士 〇

年度が始まった時点で残り3科目だったのでもともとかなりよい見込みだったのですが、単位の要件を満たしました。学修成果として1万字程度のレポートを作成する必要がありますが、これに関してはそこまで苦にならないと思います。

2.認定心理士 〇

今期の面接授業のみを残していたので、こちらも要件を満たしました。申請するだけでOKです。

この辺はほとんど見込みがあったのですが。

 

エキスパート関連

全部×やんけ!と言われそうですが、この1年を通してみるとあと1歩のところまで詰めてこれたなあと思います。去年の年度末には残り1年ではほぼ確実に取り切れないであろうと思われていたので、見通しから大きく外れてはいないと思います。

1.社会数学 △

この1年で2科目とって、残り入門線型代数だけになりました。最短来期じゃないと困る。

2.計算機科学の基礎 △

今期で5科目追加でとりました。残りは入門線型代数とデータ分析です(どっちも再試...)。これも最短来期じゃないと困る。

3.データサイエンス △

必須科目2科目埋めて、残りはデータ分析とデータベースだけなんですが、来期の授業がデータベースと入門線型代数の再試験がかぶってしまうので泣く泣く延期です。

最短来々期。

 

来期取る授業

院試に受かったので来期からは修士全科生+選科履修生(データベースはいずれにしても後期になるまでとれないので1年間...)です。

大学院科目

試験日程が2日間しかないので、都合上こんな感じになりました。これで、

今期とった授業と合わせて卒業に必要な単位はすべて満たすことになります。

共通科目

研究指導

アカデミック・スキルズ(’20) オンライン科目

生活健康プログラム

精神医学特論(’16)

ヘルスリサーチの方法論(’19)

福祉政策の課題('18)

人間発達プログラム

心理・教育統計法特論(’15)

教育文化の社会学('17)

社会経営プログラム

都市社会構造論(’18)

公共政策('17)

公共哲学('17)

社会的協力論('20)

 

学部科目

新しくとる科目

記号論理学('14)

再試験

入門線型代数・データ分析と知識発見

 

というわけで次回も頑張りましょう。