毒素感傷文

どうしようもなく感銘を受けてしまう日々のあれこれについて。

放送大学2017年度後期授業評

毎回やっている(やることにした)放送大学の科目履修の感想と、来期以降の履修計画です。個人のメモ書き程度。

講師陣は敬称略でご紹介しています、すみません。

心理系科目

1.心理学概論(’12)講師:星 薫・森 津太子

今頃になって概論を受けたですが結果はBでした。おさらい程度にしか勉強をしなかったので。次年度からは授業が改訂されるのですが、概論科目なのでそう目新しいことはないかなと思います。臨床系・古典的な素朴心理学も解説されています。

2.人格心理学(’15)講師:大山 泰宏

こちらも古典的な人格心理、臨床心理です。結果はBでした(相変わらずやる気がでなかった)最後の方になると神秘主義などにも言及しておりそれはどうなんだと思う教科書だったんですが、試験には出していなかったので...知識程度に。

3.心理学研究法(’14)講師:大野木 裕明・渡辺 直登

持ち込み許可の試験で、むしろ心理統計法を持ち込み可にしたらどうなんだ...!と思う内容でした。A〇とれたのは今回この科目だけです。心理学には倫理を問われる場合も多いので、研究デザインをするときの倫理的配慮についても記述されていたのがちょっと印象深かったです。

4.交通心理学(’17)講師:蓮花 一己・向井 希宏

面白い教科ですね。産業心理学に端を発して古典的人格心理学をなぞりつつ、注意やバイアスといった認知心理学との融合を果たしている科目だと思います。あんまり集中できなかったけど結果はAでした。

5.心理統計法(’17)講師:豊田 秀樹

前回勉強が全然間に合わなかったのと、へまやらかしてそもそも受験ができず再試験になったので雪辱を晴らすかたちとなりました。結果はBだったと思います。

ベイジアンに関して厳密性を求めるのであればやっぱりデータを扱うときのデザインをあらかじめ練っておく必要があるなあと思うんですが、後半にいくにつれどんどん日本語の説明が端折られていってわかりづらい節があったのでちゃんと放送観ながら生のデータいじらないかんなあと思うなどしました。せっかくRもダウンロードしてきたので、自前のデータ使って遊んでみたいです。色々心残りはあります。

面接授業:心理実験3(ストループ課題、速度見越し測定 など)

知覚系の研究をされている視覚認知の専門の先生の出前授業を受けるというもの。

これは統計処理したものの分析をしながらレポートを書いておしまいという授業です。2日間(日程はそれぞれですが)出向いて授業をするのですが、Exel久々に使うのでああ・・・となりました。他の学生さんも難渋しておられましたが、私は結構本で読んでいた錯覚の実験をできて楽しかったです。

 

知覚・社会学・デザイン系科目

6.社会統計学入門(’12)講師:林 拓也

落としました(D) 持ち込み可だったのに統計科目のなかで心理統計ばっかりして、古典的統計がおろそかになっていたなあとちょい反省。問題としてもよいものが多かったように思うので、もうちょっとしっかと勉強して次回試験だけを受けに行きます。

放送大学のシステムの話になるのですが、この科目自体は18年度に更新されます。が、落としたり受けられなかった学生は再試というかたちで改めて授業を取り直すことなく受講することが可能です。

7.情報社会のユニバーサルデザイン('14)講師:広瀬 洋子・関根 千佳

A〇でした。持ち込みは不可だったと思うのですが、住環境から都市環境、UI系の科目で面白いです。福祉の観点も盛り込まれていますがUDの名に遜色ない科目です。

8.産業とデザイン(’12)講師:仙田 満・若山 滋

教科書自体はそれなりに面白かったのですが、ふつうに事前の勉強不足で落ちました(しょんぼり)。試験問題にロジェ・カイヨワがどうこうと出されてもさすがに...。

自分の専門分野じゃないと教科書読むだけ試験は結構厳しいんかなとは思いますが、この科目も18年度には改訂となって授業そのものがなくなります。後続の授業は「住まいの環境デザイン」というもので、そっちの方がむしろ楽しそうだなあと。試験の日程があっていたので来期も試験だけを受けます。

9.色と形を探究する(’17) 講師:佐藤 仁美・二河 成男

色・形態知覚に関する総合科目。総合科目の名の通り、光の物理的特性の解説もあり、その視覚的処理経路の神経学的特徴の解説もあり、色や模様の文化的な側面まで幅広く1冊の教科書にまとまっています。この教科書を入り口にして色んな科目に下るのもあり、この教科書で知識のまとめをするのもありです。自分としては前者かなあと思ったりします。文化と物理は自分になじみのない話も多くて、結果はBでした。

10.音を追究する(’16)講師:大橋 理枝・佐藤 仁美

9に続いてこちらも知覚にまつわる総合科目。9に較べて物理学的要素が結構前面にでていて面白いです。こちらも結果はB。上記記述以外にも色んな講師の方がこられているので、音楽好きな方だけでなく「音」「聴覚」全般に興味のある方にお楽しみいただけるかと思います。

 

総評と来期への所感

期間中、よく「興味のない科目がつらい」「勉強に身が入らなくてつらい」とつぶやいていたのですが実際にその通りで、心理系の専門科目をとりまくっていた前期に比べてなかなかやる気を維持しづらかったのが個人的な感想です。

もちろんこれは自分の授業日程の都合からやむを得ずこういう取り方になったのですが。

今期に「心理と教育」コースを卒業するにあたって、また認定心理士に必要な科目をほとんど取り終えたかったので、急ぎ足にしたところこういうスケジュールになりました。

なので、特に学習意欲全般が落ちてしまったわけではないです。相変わらずの多忙に加えての勉強でしたが、前期よりはやり方が慣れたのもあってそれなりに進捗は生まれました。ちょっと落とした科目もありますが...

 

1.認定心理士について

ほとんど今期で授業を取り終えました。あとは再履修のかかった社会統計入門と、統計にまつわるプラスαの数科目(【ユーザ調査法】、【身近な統計】あたり)、専門科目で【錯覚の科学】)と、面接授業を規定科目数達成したら終わりですね。心理と教育コースもこれで卒業要件を満たします。

 

2.エキスパートプラン「人にやさしいメディアデザイン」

今期でもうひとつ取りたかったのは、エキスパートプランにおける「人にやさしいメディアデザイン」です。ちょっとニッチなコースなのですが、今ある単位に加えていくつか修得すると他のプランに繋がりそうな分野だったので、とってみました。来期の授業と、来々期取得予定の【身近な統計】の履修でとれる予定です。再試験に受かればですが

 

ちなみに来期以降ですが、

3.エキスパートプラン「社会探究」

の習得に向けてほとんどが「社会と産業コース」の授業科目です。あとは情報科目。

来期の授業を受けることで、時間がかぶってしまって受けられない【現代経済学】以外のすべての科目を履修したことになります。

 

4.来々期以降について

認定心理士の取得要件を満たし次第一度卒業しようとは思っています。

が、上記1-3の授業を受けることで、エキスパートプランにおける「社会数学」「計算機科学の基礎」と呼ばれる情報数学寄りの科目がいくつか見えてきます。ので、来々期以降にはそちらの履修を考えています。恐らく難易度が跳ね上がるので、こちらのプランを履修する場合にはその科目を詰め込むよというよりは、看護の学位取得に向けて福祉政策系の科目をいくつかとることになるであろうと思われます(前提知識があるので履修が容易)。

 

というわけで簡単な授業計画でした。来期も頑張りましょう(もう履修案は提出済み)。