毒素感傷文

どうしようもなく感銘を受けてしまう日々のあれこれについて。

2012年08月22日07:26

薬缶の音がする 。私はブランケットを抱いてソファに蹲る
時々珈琲を飲む

窓を開ければ肋間神経を苛むほどの風

中庭を囲んで1200人の生活が営まれている
可視空間に不特定多数の生活を想像すると、
途方もないような
嬉しいような悲しいような愛しいような憎いような
複雑な気持ちに襲われて指一本動かなくなる

 

窓を閉めソファに戻る
ブレザーはいつもどうしていただろう
通学時間が極端に短く綺麗なままの制服

授業中に耐えられなくなると手のひらを切った
少しだけで痛いから
何故耐えられなかったのか

行先が線路しか無くとも
それは死んだら嘆き悲しんでくれるひとがいるとわかっているから

 


傲慢な話だ


切ることも誰かを傷つける
わかっている

 

私がめちゃくちゃに踏みにじってきた

そんなもんだろう
誰でも

 

おはよう世界